複雑な形状のシートメタル部品の場合、従来の単一ステーション曲げでは複数回の治具調整が必要となり、効率が低下します。しかし、マルチステーション曲げではこの問題を効果的に解決できます。
複数のベンディングダイステーションを備えた多工程ベンディング装置は、板金部品の複数の曲げ工程を一度に完了できます。これにより、治具の交換時間の短縮が実現され、生産効率が大幅に向上します。同時に、多工程ベンディングは各曲げ工程の位置決め精度を保証し、再調整による誤差の累積を回避します。これは、配電箱の筐体や機器用保護カバーなど、複数の曲げ角度や複雑な形状を持つ板金部品の加工に特に適しています。
当社の多工程ベンディング装置は、迅速なダイ交換と高精度な位置決めを可能にします。専門的な工程計画と組み合わせることで、複雑な板金部品の曲げ加工を効率よく完遂し、顧客の製品納期を短縮できます。